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自由蝶

気ままに。ネタバレしません。

開始から62分後の衝撃【ピンクとグレー】

邦画 映画化 私が好きな映画

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(http://eiga.com/movie/81653/photo/)

 

監督:行定勲

原作:加藤シゲアキ

脚本:蓬莱竜太、行定勲

出演:中島裕翔、菅田将暉夏帆柳楽優弥、他

2016年、日本、119分

配給:アスミック・エース

 

*ざっくりあらすじ

ある日、声をかけられ芸能事務所に入ることになった幼馴染のゴッチとリバちゃん。しかし売れていくのはゴッチだけで、親友だったはずの二人の関係はぎくしゃくしていく。そんな中、突然ゴッチは死んでしまう。

 

 

***

面白かったです。私はすごい好きした。この感じ。

「62分後の衝撃」という謳い文句だけは知っていてそこに近づくにつれドキドキしながら見ていましたが、衝撃というか、混乱でした。?マークが頭にいっぱい浮かびましたが数秒後には 全てが逆転していく、今までにない怖さを感じました。(ホラーではないです)今まで見せられてたのはなんだったの?って(笑)自分の読みもあったのですが、はずれただけにやられた~~と思いました。

前半と後半で全く違う映画のようです。一つの映画で二度楽しめます。(言い方)非リアルがリアルであり、リアルが非リアルであり、非リアルの方は死んでいるけど生きていて、リアルの方は生きているけど死んでいる。小説は読んでいないのですが、これをNEWSの加藤君が書いたなんて激熱。中島君もそうですが、ジャニーズほんと多彩ですね。この映画はネタバレせずには言えないことが多すぎて、あらすじもどう書けばいいか悩みました。是非見てほしいです。

 

野ブタ。をプロデュース

中島君て野ブタに出ていた亀梨の弟役してた子ですよね??私の中島君はそこで止まっているので、今回親戚のおばさんのように成長した姿を見てしまいました(笑)もちろん子役時代とは違い、スクリーンデビュー作で主演に抜擢された彼の演技はお見事だったと思います。周りの菅田将暉夏帆の俳優陣に引っ張られたのかもしれませんが、ジャニーズとしてではなく、俳優・中島裕翔としての彼がいました。涙も血も怒りも、顔もぐしゃぐしゃになる、かっこよくない演技がかっこよかったです。(顔ぐしゃぐしゃになっても美しいんですけどね、時に横顔が!!)

ベッドシーンがあったり半裸のおねえちゃんが...とか結構過激な場面もあって、ジャニーズの中島君目当てで見た人は大丈夫だったかな...と見ながら余計な心配をしてしまいました。

これからの彼の作品も楽しみです!

 

 

幼馴染の菅田将暉夏帆

すごい…と眼を輝かせてしまうほどお二人に見入ってしましました。菅田将暉はさすがという感じです。彼のおかげで彼が出ている作品は、見ている人をぐっと作品にひきずりこませる魅力が増すと思います。最早怖いです。そして、予想外だったのが夏帆ちゃん。夏帆ちゃんて学校へ行こう!を見ててもほわーんとしてて素でもそんな感じなんだなと思っていて、今回も序盤はそんな癒し系の夏帆ちゃんでしたが、後半は夏帆ちゃんの演技の力に驚きました。ゴミみたいな女役もできるのかと。

二人に加え、中島君の3人がこの作品をとっても魅力的にしてくれたと思います。

 

 映画のメッセージ

好きな作品になりましたが、ただ、ラストの場面がいまいち消化できませんでした。ゴッチの死の理由もよく分からなかったし(頭悪くて恥ずかしい...)遺書の内容も謎なままだし、なぜそこからリバちゃんが日の目を浴びたのかも。時間の関係でカットだったんですかね。小説にはきっと事細かに書かれていると思うので読みたくなりました。

自殺を肯定する言葉がありましたが、うーん。自分だって自分がよく分からないのに、他人が自分のことを分かるわけがない。自殺する者の気持ちなんて分かるわけない、ということでしょうか?親友でも結局他人は他人、分かることなんてほんの一部であり詮索してもしょうがない、比べてもしょうがない。自分ですら自分のことが分からないのですから。

 

 

 ~おすすめ場面賞~

カップルよりも一人か友達と、映画に騙されたい人向け。あと夜見るとめちゃくちゃセンセーショナルな気持ちになって辛いので日中見た方がよろしいかと思いますで賞

 

www.youtube.com

 

釜山映画祭の舞台挨拶を見たのですが、中島君と菅田君は公私ともに仲が良いみたいで胸熱です。監督曰く、菅田君は1テイク目が一番良くて、中島君は10テイク目が一番良いとおっしゃっていたところが面白かったです。だんだん良くなる人とだんだん悪くなる人と。笑
後、お互いの嫉妬する部分も興味深かったです。