「魔女の宅急便」/ネタバレ無し、映画レビュー感想
監督:清水崇
企画:小川富子
2014年、日本、108分
配給:東映
*あらすじ
13歳の魔女キキは一人前の魔女になるため、町中に幸せを届けるお届け屋さんとなる。
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「魔女の宅急便」といえば ジブリ映画!その実写化ということでどんなものになっているのかわくわくしながら鑑賞しました。
最近のものにしては結構CG感がすごかったです。低空飛行は本当に飛んでるように見えるますが、高度が上昇するにつれてCG使ってます!感が(笑)ジジもCGでした、本物でやるのは難しいか...。
ジブリ 映画との比較
まずびっくりしたのが、ジブリ映画とは全く違う映画になっていること。魔女宅といえば、ルージュの伝言!やさしさに包まれたなら!というくらい歌が有名なので、流れるだろうと思っていました。が、流れませんでした。登場人物、ストーリーもジブリとは全く違うので別物の映画として捉えた方が見やすいと思いました。
かといって残念な映画なのではなく、むしろ音楽も実写版に合った音楽になっているので違和感は感じません。島の風景もとっても美しいです。登場人物は新キャラがたくさん出てきますが、どれも個性的な人たちばかりだったのでもう少し各々を深堀りした時間があったら良かったかなと思いました。(最後に無理やり終わらせた感が...汗)
おそのさんのパン屋とキキ母の薬屋
私がこの映画ですごく気に入った場所は、おそのさんのパン屋とキキ母の薬屋です。こんな所に住みたい!働きたい!と思わずにはいられませんでした。 植物を上からぶらさげたり、花いっぱいのお家もインテリア好きな人にはたまらないと思います。パン屋はロケーションが最高でした。海を見ながらパンを食べれるパン屋って憧れでしかない...。
ただ、一軒一軒は西洋風な家・お店が目立つのですが、通りは昭和のような商店街通りで、時代背景がいまいちつかめないセットや風景で不思議な感じでした。そこが狙いなのかもしれませんが...。
異質な新井浩文さん
登場人物の中でひときわ目立つ新井浩文(笑)魔女宅という平和な舞台で、現代のような怒号でキキに目くじら立てる役は異質で普通に怖かったですが笑、とにかく個性的で面白かったです。でも実は優しい動物好きな役なのです。
主役の小芝ちゃん、めちゃくちゃ可愛いです!色白で、細すぎず太すぎずで普通の女の子って感じがすごく良い◎特に一番良いなと思ったところは声です。声優にもなれそうな可愛いらしい声でした。
~オススメ場面賞~
ジブリの実写に興味がある方に、ほのぼのしたいときに。