「青空エール」/ネタバレ無、映画レビュー感想
監督:三木孝弘
原作:川原和音
脚本:持地佑季子
製作:市川南
共同製作:村田嘉邦
出演:土屋太鳳。竹内涼真、松井愛莉、志田未来、上野樹里、他。
2016年、日本、126分。
配給:東宝
*ざっくりあらすじ
吹奏楽部に入りスタンドで応援することに憧れるつばさと野球部の大介は、共に成長し甲子園を目指す約束をする。
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胸が苦しくなるほど眩しい!
2年前の映画ですが、太鳳ちゃんも竹内君も若い!!若いというか今よりも垢抜けていなくてすっごくかわいいです!
原作は読んでいません。ですが、上手くまとめられていて、2時間集中して見ることができました。続きは漫画に描かれているのでしょうか。。?続きが気になりました。
この映画では二人の恋模様と同じくらい、部活に対する描写が多く青春映画でもありました。
まぐれもない。奇跡も起きない。でも、練習は裏切らない。
つばさはスタンドで応援したくて吹奏楽部に入りますが、普門館を目指す強豪の吹奏楽部からは毛嫌いされます。素人にいきなり普門館ではなく甲子園に行きたいなんて言われたら、そりゃひんしゅくもかいます。笑
それでも、先輩役の志田未来ちゃんが親身に教え、0から必死についていこうとするつばさの姿には心打たれます。怖いけれど頼れる先輩や優等生な同期の男子など、こんな人いるいる...!というツボをおさえてきて、部活のリアルさも感じられます。
顧問役として上野樹里さんが出ていますが、のだめの上野さんからは想像できないほど、クールで熱い先生を演じています。上野さんって声がほんわかしているから怖くなさそうなのに、なぜあんな風に怖い先生に見えるのだろうか?笑わないから??
吹奏楽部って礼儀や先輩を重んじて、運動量も運動部と同じくらいあって休みもなくて。ほんっとうに厳しいんだなと映画を見て感じましたし、同じクラスだった吹奏楽部の友達を見て思ったことを思い出しました。そこまで本気でやるからこそ、素晴らしい仲間と技術と思い出ができるのではないかなと思います。
そして良いことばかりではなく、悲しいことも共に乗り越えた仲間の大切さを改めて教えてくれます。
高校生活3年間での変化
高校入学から、高校3年生までの3年間を描いているこの映画。太鳳ちゃんは髪型の変化もあるからか、とてもお姉さんぽく、後輩もできて優しく接する姿に成長を感じました。(親目線)
入学当初はきらきらした二人も段々と頼もしい姿が垣間見られて、高校生の成長はすさまじいなと思うと同時に、そう思わせる演技ができる俳優さんは本当に素晴らしいなと感じました。
甘酸っぱい恋は太鳳ちゃんだけでなく、随所に散りばめられていて、くすっとしたり切なくなったり。みんな眩しい!!
余談ですが、竹内涼真君と志田未来ちゃんが、顔も髪型も高校時代のリア友に似ていて、映るたびに高校生時代を思い出してしまい妙な気持ちになり懐かしかったです。。。
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ストーリー:★★★
青春:★★★★★
音楽:★★
映像:★★
ラブロマンス:★★★★
コメディ、バイオレンス、ホラー、アクション:0
(5点満点)
~オススメ場面~
青春を思い出したい、取り戻したい!!時。