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自由蝶

気ままに。ネタバレしません。

生きる希望を繋いだのは、無限の愛【博士と彼女のセオリー】

恋愛 洋画 洋画-恋愛 私が好きな映画

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(引用:http://eiga.com/movie/81187/)

 

監督:ジェームズ・マーシュ

製作:ティム・ビーバン、エリック・フェルナー、リサ・ブルース、アンソニー・マッカーテン

出演:エディ・レッドメインフェリシティ・ジョーンズ、チャーリー・コックス、他。

2014年、イギリス、124分

配給:東宝東和

原題:The Theory of Everything

 

 

*ざっくりあらすじ

難病ALSになってしまったホーキング博士と、彼を支えるあらゆる人の生きる希望を描いた感動の実話。

 

***

ずーっと観たかったのですが、観るのを怠っていた映画。やっと見ましたが、期待以上でした。素晴らしかったです。 なんといっても、ホーキング博士を演じたエディ・レッドメインは感嘆の息がもれるほどの演技でした。難病を描いた映画ですが、ホーキング博士の発する、決して多くない言葉にユーモアがあり、そこまで重くならずに見ることができると思います。彼の妻を演じたフェリシティ・ジョーンズの力強い演技にも心をうたれました。

また、シーンごとに違う色味、フィルターを通していてすごくきれいでした。青みがかったり、セピア調になったり、もちろん鮮やかなカラーもあったり、色合いがとってもかわいくて目に優しい(?)映像でした。

 

エディ・レッドメイン

リリーのすべて」「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」などで主演を演じる今大人気の彼ですが、まだ上述した2作品は見ていないので必ず観ます...。ですが、この映画を見れば彼がいかに素晴らしい役者なのかすぐに分かりました。難病を“演じる”ことがどんなに難しいことかは想像に易いです。彼は相当観察して勉強したのだなと感じるほどに完璧に演じていました。徐々に体が変化していく様もリアリティーがありました。

脳は何も異常はないのに、身体が動かなくなっていく、話せなくなっていく。最終的には目しか動かなくなりますが、それの演技にも彼らしさが出ていて感情が読み取れるようでした。それにしても、なぜ医療が発達した現代に治療法がないのか。医者でも研究者でもない私が言うのは簡単なのですが...苦しいです。

 

“ただ敗北に向かうだけ”の現実に屈しなかった妻

彼と子供を女手一つで世話して生活することがどれだけ大変なことか、この生活が現実で起こっていることに言葉がでませんでした。強いです。なぜここまで前しか向かない生活ができたのだろう...彼女は彼の病気に一切負けることなく、病気や過去を後悔しない“今”を生き続けていたからだと思いました。たとえ涙しても、彼女の目には負けないと訴える強さがありました。

また、周囲の献身的な配慮と助けがありました。一人で抱え込まずに手を借りることは、負けではなく感謝すべきことだと思います。誰かが誰かを想いあっていることが知れる、第三者視点で見れる映画の良い点ですね。

関係ないですが、親友のブライアンがスマートでかっこいいです。

 

時間は巻き戻せる

ホーキング博士はサイエンス専攻でして、またしても文系の私には頭がついていかない...(泣)ブラックホールと時間について研究を始めます。ブラックホールや宇宙と関連しているからか、円系のものが多くみられました。窓や目、螺旋階段など。逆に彼が不在のキャンプ場のシーンは円系のものがなく、角がとがったテントが印象的でした。

ラストのホーキング博士のスピーチは生きることの原点を教えてくれます。

 

個人的に映画のラストが意外で、映画みたいに綺麗に終わらないことがさすが実話だなーと。こういう生き方もあっていいんだなと、視野が広がる映画でもありました。

 

~オススメ場面賞~

生きることに辛くなった時、愛することが分からなくなった時向けで賞 

 

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